AWS EC2 SELinux(無効化)設定方法
前提条件
前提としてEC2サーバーは作成してあることが必須となります。
EC2サーバー作成は下記の内容をご参考にしてください。
SELinux(無効化)設定方法
getenforceコマンドのご説明
表示 | ステータス | モード | 内容 |
---|---|---|---|
Enforcing | 有効 | EEnforcing | SELinux有効 (制御有、ログ出力有) |
Permissive | 有効 | Permissive | SELinux有効 (制御無、ログ出力有) |
Disabled | 無効 | Disabled | SELinux無効 (制御無、ログ出力無) |
1. 対象のEC2サーバーにログインいたします。
下記のコマンドを実施することでSELinux状態がわかります。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
# getenforce | getenforceコマンドでSELinuxの設定確認をいたします。 |
※デフォルト設定になりますと「Permissive」の可能性がございます。

2. SELinuxの無効化を実施いたします。
下記のコマンドで実施してください。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
# grubby --update-kernel ALL --args selinux=0 | SELinuxの無効化をいたします。 |
# shutdown -r now | OSの再起動を実施いたします。 |

OS再起動後に対象EC2サーバーにログインして下記にコマンドを実施してください。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
# getenforce | 再起動完了後、SELinuxの設定を確認いたします。 |

以上で「SELinux(無効化)設定方法」を完了いたします。