AWS EC2 IPv6追加設定方法

前提条件

IPv4で利用している、VPCやEC2にIPv6を追加設定方法になります。

事前にVPCとEC2は作成済みにしてください。

以下の内容がご参考になると思います。

IPv6追加設定方法

VPCからIPv6設定を有効いたします。

1. AWSマネジメントコンソールにて「VPC」をクリックする。

2. 「お使いのVPC」をクリックし対象VPCを選択いたします。

「アクション」をクリックし「CIDRの編集」をクリックする。

3. 「新しい IPv6 CIDR を 追加」をクリックする。

4. 以下の入力、選択し「CIDR を 選択」をクリックする。

項目	説明（入力・選択）
IPv6 CIDR ブロック	「Amazon 提供の IPv6 CIDR ブロック」を選択いたします。
ネットワークボーダーグループ	EC2を利用しているVPCを選択してください。

5. 「閉じる」をクリックする。

6. 「サブネット」をクリックし対象サブネットを選択します。

「アクション」をクリックし「IPv6 CIDR の編集」をクリックする。

7. 「IPv6 CIDR を追加」をクリックする。

8. 「サブネットのCIDRブロック」を入力を変更してください。

今回は、「/64」にして数字を増やしております。 〈 〉 や ︿ ﹀ で変更可能です。

「保存」をクリックする。

9. 「ルートテーブル」をクリックし対象のルートテーブルを選択いたします。

「アクション」をクリックし「ルートを編集」をクリックする。

10. 「ルートを追加」をクリックする。

入力、選択し「変更を保存」をクリックする。

項目	説明（入力・選択）
送信先	「::/0」を選択いたします。
ターゲット	「インターネットゲートウェイ」を選択し、 igw-をさらに選択してください。

11. EC2サーバーの設定をいたします。「VPC」をクリックする。

12. 「インスタンス」をクリックし対象EC2サーバーを選択する。

「インスタンスの状況」をクリックし「ネットワーキング」を選択「IP アドレスの管理」をクリックする。

13. 「新しい IP アドレスの割り当て」をクリックし「保存」をクリックする。

14. 「確認」をクリックする。

15. 「インスタンス」をクリックし対象EC2サーバーを選択する。

「セキュリティ」をクリックし「セキュリティグループ」をクリックする。

16. 「インバウンドルール」をクリックし「インバウンドのルールを編集」をクリックする。

17. 「ルールを追加」をクリックする。

入力、選択し「ルールを保存」をクリックする。

項目	説明（入力・選択）
タイプ	「SSH」を選択いたします。
ソース	「Anywhere-IPv4」を選択いたします。
CIDRブロック	「::/0」を選択いたします。

項目	説明（入力・選択）
タイプ	「HTTP」を選択いたします。
ソース	「Anywhere-IPv4」を選択いたします。
CIDRブロック	「::/0」を選択いたします。

項目	説明（入力・選択）
タイプ	「HTTPS」を選択いたします。
ソース	「Anywhere-IPv4」を選択いたします。
CIDRブロック	「::/0」を選択いたします。

18. 対象EC2サーバーにログインいたします。Apacheのインストールいたします。

下記のコマンドを実施してください。

コマンド	説明
$ sudo -i	rootユーザーに切り替えます。
# yum install -y httpd	Apacheをインストールいたします。
# systemctl enable httpd	OS再起動の際に自動的にApacheを起動いたします。
# systemctl start httpd	Apacheを起動いたします。

19. IPv6でgoogleにICMPを実施確認いたします。

下記のコマンドを実施してください。

コマンド	説明
$ sudo -i	rootユーザーに切り替えます。
# ping -c 4 google.com	ping6でgoogleの確認をいたします。

20. IPv6アドレスを確認いたします。

「インスタンス」をクリックし対象EC2サーバーを選択いたします。

「詳細」をクリックし「IPv6 アドレス」をコピペいたします。

21. ブラウザーでIPv6でアクセスして確認いたします。

http://[2406:da16:2d0:dba2:7d0c:8907:439b:xxxx]/

以上で「AWS EC2 IPv6追加設定方法」を完了いたします。