AWS EC2 ALB CloudFront (CDN)設定方法
前提条件
EC2サーバーとALBのさらに上にCloudFront(CDN)構成を設定いたします。
CloudFrontでHTTPS(443)を利用してALBではHTTP(80)のみで設定いたします。
構成図になります。

SSL証明書を事前に発行してください。
※注意点があり、「us-east1(米国バージニア北部)」で作成する必要があります。
こちらの内容をご参考にしてください。
事前にALBとEC2サーバーを作成してください。
こちらの内容をご参考にしてください。
CloudFront 設定方法
1. 「CloudFront」をクリックする。

2. 「CloudFront ディストリビューションを作成」をクリックする。

3. 入力、選択して「Next」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
Distribution name | お好きなアルファベットで入力してください。 |
Domain | 「Check Domain」をクリックしてください。 ※「Certificate Manager」でSSL証明書を発行済みの場合は ドメイン名(FQDN)の表示がでてきます。 |

4. 選択してOriginのElastic Load Balancing originの「Browre load balancers」をクリックする。
項目 | 説明(選択) |
---|---|
Origin type | 「Elastic Load Balancer」を選択してください。 |

「Resion」から対象のリージョンを選択して、対象作成済みのALBを選択いたします。
「Choose」をクリックする。

5. 選択して「Next」をクリックする。
項目 | 説明(選択) |
---|---|
オリジン設定 | 「Use recommended origin settings」を選択してください。 |
Cache settings | 「Use recommended cache settings tailored to serving Elastic Load Balancing content」を選択してください。 |

6. 選択して「Next」をクリックする。
項目 | 説明(選択) |
---|---|
Web Application Firewall(WAF) | 「セキュリティ保護を有効にしないでください。」を選択してください。 |

7. 「Next」をクリックする。

8. 「Create distribution」をクリックする。

9. 「ディストリビューション」をクリックし対象のディストリビューションの「ID」をクリックする。

10. 「ディストリビューションドメイン名」をコピペいたします。

11. 「Route53」に移動して対象のホストゾーン(ドメイン名)をクリックする。
「レコード作成」をクリックする。
※他のDNSサービスを利用している場合は、下記の内容を追加してください。
www.d1j.dev IN CNAME d3varl7e5y54vs.cloudfront.net. |

12. 入力、選択して「レコードを作成」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
レコード名 | SSL証明書を発行したドメイン名(FQDN)を入力してください。 |
レコードタイプ | 「CNAME」を選択してください。 |
値 | さきほどコピペした「ディストリビューションドメイン名」を貼り付けてください。 |

13. 「ディストリビューション」をクリックし対象のディストリビューションの「ID」をクリックする。

14. 「オリジン」をクリックし対象のALBを選択し「編集」をクリックする。

15. 「プロトコル」を「HTTPのみ」に選択し「編集を保存」をクリックする。
※デフォルト設定は「HTTPSのみ」になっております。

16. 「ディストリビューション」をクリックし対象のディストリビューションの「ID」をクリックする。
※IPv6をオフのしたい方はこちらの作業を実施してください。

17. 「一般」をクリックし「編集」をクリックする。

18. 「IPv6」を「オフ」を選択して、「変更保存」をクリックする。

19. 対象EC2サーバーにログインしてApacheをインストールいたします。
以下のコマンドを実施してください。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootになります。 |
# yum install -y httpd | Apacheをインストールいたします。 |
# systemctl enable httpd | サーバー再起動時にApacheを自動起動いたします。 |
# systemctl start httpd | Apacheを起動いたします。 |
# echo "test-server" > /var/www/html/index.html | ロードバランサーのエラーがでないようにindex.htmlを作成いたします。 1号機にこちらのコマンドを実施いたします。 |
# echo "test-server2" > /var/www/html/index.html | ロードバランサーのエラーがでないようにindex.htmlを作成いたします。 2号機にこちらのコマンドを実施いたします。 |
20. 最後にブラウザーでアクセスいたします。

以上で「AWS EC2 ALB CloudFront (CDN)設定方法」を完了いたします。