さくらのクラウド GSLB IPv6設定方法
前提条件
GSLBでIPv6を利用するには「ルータ+スイッチ」作成が必要になります。
事前に「ルータ+スイッチ」とサーバにIPv6設定が必須になります。
「ルータ+スイッチ」とサーバ作成内容をご参考にしてください。
GSLB IPv6設定方法
1. 「GSLB」をクリック「追加」をクリックする。

2. 入力、選択して「作成」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
監視方法 | 「http」を選択してください。 |
Hostヘッダ | 利用するドメインを入力してください。 |
ポート番号 | 「80」を入力してください。 |
パス | 「/index.html」を入力してください。 |
レスポンスコード | 「200」を入力してください。 |
チャック間隔(秒) | 「10」を入力してください。 |
重み付け応答 | 「有効」を選択してください。 |
ソーリーサーバ | なしで問題ありません。 |
名前 | お好きなアルファベットで入力してください。 |

3. 「作成」をクリックする。

4. 「GSLB」をクリック対象の名前を選択し「詳細」をクリックする。

5. 「実サーバ」をクリックし「追加」をクリックする。

6. 入力、選択して「作成」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
IPアドレス | 「入力」を選択してください。 対象サーバーのIPv6アドレスを入力いたします。 |
有効/無効 | 「有効」を選択してください。 |
重み値 | 「1」を入力してください。 数字大きい方が重みが多くなり優先されます。 |

7. 「反映」をクリックする。

8. 「はい」をクリックする。

9. 対象サーバにてFirewalldを止めてApacheのインストールいたします。
以下のコマンドを実施してください。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
# systemctl disable firewalld | サーバー再起動時の自動起動を停止いたします。 |
# systemctl stop firewalld | firewalldを停止いたします。 |
# yum install -y httpd | Apacheをインストールいたします。 |
# systemctl enable httpd | サーバー再起動時に自動起動いたします。 |
# systemctl start httpd | Apacheを起動いたします。 |
# echo "test-server" > /var/www/html/index.html | 東京リージョンサーバにindex.htmlファイルを作成いたします。 |
10. Windowsのコマンドプロントからnslookupで確認いたします。
下記のコマンドを実施してください。
コマンド | 説明 |
---|---|
nslookup | GSLBに付与されたFQDNを確認いたします。 IPv6とIPv4アドレスが登録されていれば問題ないです。 |

11. ブラウザーでGSLBに付与されたFQDNにアクセスいたします。

以上で「さくらのクラウド GSLB IPv6設定方法」を完了いたします。