AWS EC2 Antigravity CLIでApacheをインストールする方法
前提条件
はじめに
本記事では、Antigravity CLIを使って日本語の指示だけで
AWS EC2のAmazon Linux 2023にApacheをインストールし、
Webサーバーとして稼働させる手順を実機検証を交えて解説します。
事前にセキュリティグループの80番ポート開放が必要です。以下の内容を参考にしてください。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 操作元サーバー | Amazon Linux 2023(test-server) t3.micro (Antigravity CLIを動かすサーバー) |
| 対象サーバー | Amazon Linux 2023(test-server2) t3.micro (Antigravity CLIが作成するサーバー) |
| リージョン | ap-northeast-3(大阪) |
事前準備:秘密鍵の転送
SSH経由でtest-server2にApacheをインストールするため、
操作元EC2に秘密鍵を転送する必要があります。
ローカルPC(PowerShell)から以下のコマンドで実施いたします。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| scp -i d1j.pem d1j.pem ec2-user@操作元サーバーのIP:/home/ec2-user/EC2/ | SSHキー(秘密鍵)をSCPで操作元サーバーにコピーいたします。 |
| $ chmod 400 /home/ec2-user/EC2/d1j.pem | 対象サーバーにログインいたします。 秘密鍵のパーミッションを変更いたします。 |
事前に下記の内容を参考にAntigravity CLIをインストールしてください。
対象サーバーも作成してください。以下の内容を参考にしてください。
GEMINI.md 追加
対象サーバーのSSH秘密鍵パスを事前にGEMINI.mdに定義しておきます。
1. 下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ cd EC2 $ vi GEMINI.md - 対象サーバーSSH秘密鍵: /home/ec2-user/EC2/d1j.pem - 対象サーバーユーザー: ec2-user | viでGEMINI.mdを編集いたします。 |
Apacheをインストールする
2. Antigravity CLIがインストールされている操作元サーバーで実行してください。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | Antigravity CLIを実行いたします。 |
| 「SSHでtest-server2にログインしてApacheをインストールし、自動起動を有効にして起動してください。」 と入力してください。 | Antigravity CLIに指示をいたします。 |

Antigravity CLIが対象サーバー(test-server2)にSSHでログインし、
Apacheのインストールから起動までを完了しました。
・インスタンスID:i-05752d2d082e0dcbb
・パッケージ:httpd(Apache 2.4.68)インストール完了
・自動起動設定:有効化済み(enabled)
・サービスステータス:稼働中(active running)

動作確認
3. ブラウザーでIPアドレスで入力して確認しましょう。
Apacheのデフォルトページ「It works!」が表示されれば正常に動作しています。

4. 自動起動の設定はコマンドで確認できます。
対象サーバーにSSHでログインし、下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # systemctl is-enabled httpd | 自動起動が有効になっているか確認いたします。 「enabled」と表示されれば問題ありません。 |

注意事項
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| セキュリティグループ | 80番ポートが開放されていないとブラウザーから確認できません。 |
| SSH秘密鍵 | GEMINI.mdに秘密鍵パスを記載しておくと指示がシンプルになります。 |
| パーミッション | 秘密鍵のパーミッションが正しく設定されていないとSSH接続に失敗します(chmod 400)。 |
まとめ
・GEMINI.mdにSSH秘密鍵パスを定義しておくと指示がシンプルになる。
・日本語の指示だけでApacheのインストール・起動・自動起動設定が完了できる。
・事前にセキュリティグループで80番ポートを開放しておく必要がある。
以上で「AWS EC2 Antigravity CLIでApacheをインストールする方法」を完了いたします。

