GCP(Google Cloud)Codex CLI Debian インストール方法(その1)
前提条件
はじめに
本記事では、GCPのDebian 13にOpenAIが提供する
Codex CLIをインストールする手順を、実機検証を交えて解説します。
Codex CLIは、Antigravity CLIやClaude Codeと同様に、
ターミナルから日本語で指示するだけでgcloudの操作や
インスタンス構築を自動で行ってくれるAIエージェントツールです。
Codex CLIとは
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コマンド名 | codex |
| 開発言語 | Node.js |
| モデル | gpt-5.6-luna(軽量・安価) |
| 認証 | ChatGPTアカウント(無料アカウントでも利用可能) |
事前登録
ChatGPTアカウントを作成する必要がございます。
(Codex CLIの認証に使用します。無料アカウントでも利用可能です。)
今回は無料で検証を実施いたします。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 操作元サーバー | Debian 13 / e2-micro(1vCPU・1GB) |
| リージョン | asia-northeast1-a(東京) リージョンはお好きな場所を選択してください。 |
事前にサーバーを作成してください。作成は以下の内容をご参考にしてください。
swap 作成
1. Codex CLIインストールした際にエラーがでないようにswapを作成いたします。
対象サーバーにSSHにてログインしてください。下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # dd if=/dev/zero of=/swapfile count=2048 bs=1MiB | 2GBのスワップファイルを作成いたします。 |
| # chmod 600 /swapfile | パーミッション変更いたします。 |
| # mkswap /swapfile | スワップ領域の初期化をいたします。 |
| # swapon /swapfile | スワップ領域を有効いたします。 |
| # echo '/swapfile none swap sw 0 0' | tee -a /etc/fstab | サーバー再起動時に実行されるようにいたします。 |
| # swapon --show | スワップが適用されているか確認いたします。 |
gcloud CLI 確認
2. GCPのVMにはgcloud CLIがプリインストールされています。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ gcloud --version | gcloudのバージョンを確認いたします。 |
これはAWSのEC2と同様で、ニフクラやさくらのクラウドと異なり
CLIツールのインストールが不要なのが大きなメリットです。
gcloud auth login 認証
3. 下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
URLが表示されます。ローカルPCのブラウザで開いてGoogleアカウントにログインします。
確認コードを貼り付けてください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ gcloud auth login | gcloudに認証いたします。 |
| $ gcloud compute instances list | gcloudが利用してできるか確認いたします。 インスタンス一覧が返ってくれば認証設定が正常にできています。 |

Codex CLI インストール
4. 対象サーバーにSSHでログインいたします。
| コマンド(PowerShellで接続例) | 説明 |
|---|---|
| ssh -i gcp_id_ed25519 -L 1455:localhost:1455 -l d1juser パブリックIP | Codex CLIの起動・認証にはローカルホストへの コールバックが必要なため、ポートフォワード付きで 接続する必要があります。 |
5. 事前にCodex CLIの設定をviファイルで作成いたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ mkdir -p ~/.codex $ vi ~/.codex/config.toml sandbox_mode = "danger-full-access" model = "gpt-5.6-luna" model_reasoning_effort = "medium" [projects."/home/d1juser"] trust_level = "trusted" | デフォルトのサンドボックスではCLI認証が ブロックされるため、`danger-full-access` (サンドボックス無効化)に設定 軽量・安価な `gpt-5.6-luna` を採用 推論の強度。今回は `medium` を設定 対象ディレクトリを信頼済みとして扱う設定 viがうまく使えない場合は下記の設定を追加してください。 $ vi /home/d1juser/.vimrc set mouse-=a |
6. インストールいたします。下記のコマンドを実施してください。
(sudo権限のある一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo apt update | パッケージ情報を更新いたします。 |
| $ sudo apt install -y snapd | snapdをインストールいたします。 |
| $ sudo snap install node --classic --channel=22 | nodejsをインストールいたします。 |
| $ echo 'export PATH=$PATH:/snap/bin' >> ~/.bashrc` | /snap/binをPATHに追加いたします。 |
| $ node -v | インストール後、バージョン情報を実行いたします。 |
| $ sudo apt install -y bubblewrap | bubblewrapをインストールいたします。 起動時の警告を避けるためインストールしておきます。 |
| $ vi snap-path Defaults secure_path="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/snap/bin"$ chmod 440 snap-path sudo chown root:root snap-path sudo mv snap-path /etc/sudoers.d/ sudo printenv PATH | sudoに/snap/binを追加します。 snap-pathの内容は1行で入力してください。 sudo printenv PATHでパスの追加を確認できます。 |
| $ sudo npm install -g @openai/codex | Codex CLIをインストールいたします。 |
| $ codex --version | インストール後、バージョン情報を実行いたします。 |
| $ codex login | ログインを開始いたします。URLが表示されます。 |
7. ブラウザーにURLを貼り付けてください。

8. ChatGPTアカウントでログインをクリックすると完了いたします。

9. Codex CLIを実行いたします。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ codex | Codex CLIを実行いたします。 |
10. Codex CLIが起動いたしました。

11. Codex CLIのテストを実施したいと思います。
「gcloudを使って現在の仮想マシン一覧を表示してください。」を入力してみましょう。
貼り付けは「Shift + Insert」を使用してください。

12. 現在のサーバーが表示されていれば問題ありません。
テストは完了いたしました。

まとめ
・GCPのVMはDebian 13を使用し、gcloud CLIはプリインストール済みのため追加インストール不要。
・snapでインストールしたコマンドは/snap/binにあるため、
PATHへの追加と、sudoのPATH設定(sudoers.d)が必要になる。
・Codex CLIの起動画面でURLをコピーできない場合は、`codex login`で先に認証する。
・ChatGPTアカウントがあれば無料枠でも利用できる。
・「gcloudを使って現在の仮想マシン一覧を表示してください。」でGCPの動作確認ができる。
以上で「GCP(Google Cloud)Codex CLI Debian インストール方法(その1)」を完了いたします。

