IDCFクラウド Codex CLI Rocky Linux サーバー作成方法(その2)
前提条件
はじめに
前回「その1」では、IDCFクラウドのRocky Linux 9.8に
Codex CLIをインストールし、動作確認を行うところまでを解説しました。
本記事「その2」では、Codex CLIに日本語の指示を出すだけで、
IDCFクラウドに新しいサーバーを作成する手順を実機検証を交えて解説します。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 操作元サーバー | Rocky Linux 9.8 / light.S1(1vCPU・1GB) (Codex CLIを動かすサーバー) |
| 構築先サーバー | Rocky Linux 9.8 / light.S1(1vCPU・1GB) (Codex CLIが作成するサーバー) |
| リージョン | pascal(東日本リージョン1) リージョンはお好きな場所を選択してください。 |
IDCFクラウド独自の注意事項
※ファイアウォールとポートフォワードはCodex CLIではなく
管理画面で手動設定してください。
事前に操作元サーバーを作成してください。作成は以下の内容をご参考にしてください。
AGENTS.md 準備
Codex CLIはAGENTS.mdというファイルを起動時に自動で読み込みます。
1. 対象のサーバーへログインしてください。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ mkdir -p idcf $ cd idcf | idcfディレクトリを作成します。 idcfディレクトリに移動いたします。 |
| $ vi AGENTS.md # IDCF環境設定 ## デフォルト設定 - クラウド: IDCFクラウド - ゾーン: pascal - サービスオファリング: light.S1(1vCPU・1GB) - OS: Rocky Linux 9.8 64-bit - SSHキーペア: d1j - サーバー名: test-server2 - CLIコマンド: idcfcloud compute ## 注意事項 - パラメータは必ずJSON形式で渡すこと - サーバー作成はdeployVirtualMachineを使用 - 一覧表示はlistVirtualMachinesを使用 - ゾーンID・テンプレートID等は自動で取得すること | viでAGENTS.mdを作成いたします。 SSHキーペアはCodex CLIを利用している サーバーと同じものにしてください。 |
Codex CLI 実行
2. 下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実行してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ codex | Codex CLIを実行いたします。 |
| 「idcfcloudを使ってサーバーを作成してください。」 と入力してください。 | Codex CLIに指示をいたします。 ※貼り付けは「Shift + Insert」を使用してください。 |
1を選んでエンターを押してください。


サーバーの作成が完成いたしました。

サーバーへログイン
3. Codex CLIが作成したサーバーにSSHでログインいたします。
今回は操作元サーバーからローカルIPでSSHログインを確認いたしました。

検証メモ
| 検証メモ |
|---|
| 「listTemplates」を実行する際、最初は「zoneid」のみを指定してエラー(HTTP 431:「templatefilter」パラメータが不足)に なりましたが、Codex CLIはエラーメッセージを見て「templatefilter":"featured"」を追加し、再実行して成功させています。 これまでのクラウド検証(ニフクラのec2→computing、さくらの--selector→--names)と同様、未知のAPI仕様に対してエラーから 自己修正する挙動が今回も見られました。 |
まとめ
・「idcfcloudを使ってサーバーを作成してください。」の一言で作成できる。
・idcfcloud-cliの「deployVirtualMachine」はJSON形式でパラメータを
まとめて渡す仕様のため、AGENTS.mdに明記しておく必要がある。
・ゾーンID・テンプレートID・サービスオファリングIDなどは名前だけでは指定できず、
事前に一覧取得APIで調べる必要がある。
・未知のAPIパラメータ不足エラーが出ても、Codex CLIはエラーメッセージから
自己修正しながら実行を続ける。
以上で「IDCFクラウド Codex CLI Rocky Linux サーバー作成方法(その2)」を完了いたします。

