IDCFクラウド Antigravity CLI Rocky Linux インストール方法(その1)
前提条件
はじめに
本記事では、IDCFクラウドのRocky Linux 9.6にAntigravity CLIを
インストールする手順を実機検証を交えて解説します。
Antigravity CLIはGemini CLIの後継ツールで、Claude Codeと同様に
ターミナルから日本語で指示するだけでidcfcloudの操作やサーバー構築を
自動で行ってくれるAIエージェントツールです。
Antigravity CLIとは
Antigravity CLIはGoogleが2026年5月のGoogle I/O 2026で発表した
「Antigravity 2.0」のターミナル型AIコーディングエージェントです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コマンド名 | agy |
| 開発言語 | Go(シングルバイナリ) |
| モデル | Gemini 3.6 Flash |
| 無料枠 | Antigravity Starter Quota |
| Node.js | 不要 |
料金
| プラン | 月額 | 説明 |
|---|---|---|
| 無料(Starter) | 無料 | 基本機能・単発エージェント実行 |
| Google AI Pro | 約2,900円 | 利用上限引き上げ |
| AI Ultra | 約14,500円 | さらに上限引き上げ |
今回は無料で検証を実施いたします。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| サーバー | Rocky Linux 9.6 / light.S1(1vCPU・1GB) |
| リージョン | pascal(東日本リージョン1) リージョンはお好きな場所を選択してください。 |
事前にサーバーを作成してください。作成は以下の内容をご参考にしてください。
一般ユーザー 作成
1. Antigravity CLIを利用するため、一般ユーザーを作成いたします。
OSユーザーの追加をいたします。
対象サーバーにログインいたします。下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 (rootユーザーでログインした場合は必要ありません。) |
| # groupadd -g 5001 d1juser | グループを作成いたします。 今回はグループ名は「d1juser」になっております。 |
| # useradd -u 5001 -g 5001 d1juser | ユーザーを作成いたします。 今回はユーザー名は「d1juser」になっております。 |
| # echo "d1juser ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL" > /etc/sudoers.d/d1juser | sudoの権限を付与いたします。 |
| # su - d1juser | suコマンドでユーザーに切り替えます。 |
| $ ssh-keygen -t ed25519 | SSHキー(秘密鍵)を作成いたします。 パスワードは入力しなくて大丈夫です。 そのままエンターしてください。 |
| $ cat .ssh/id_ed25519.pub > .ssh/authorized_keys | SSHログイン用のauthorized_keysを作成いたします。 SSHキー(公開鍵)でauthorized_keysを作成いたします。 |
| $ cat .ssh/id_ed25519 | 作成したSSHキー(秘密鍵)をcatコマンドで参照いたします。 こちらをWindowsからログインする際に使いキーにコピペしてください。 |

スワップ 作成
2. Antigravity CLIインストールした際にエラーがでないようにswapを作成いたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 (rootユーザーでログインした場合は必要ありません。) |
| # dd if=/dev/zero of=/swapfile count=2048 bs=1MiB | 2GBのスワップファイルを作成いたします。 |
| # chmod 600 /swapfile | パーミッション変更いたします。 |
| # mkswap /swapfile | スワップ領域の初期化をいたします。 |
| # swapon /swapfile | スワップ領域を有効いたします。 |
| # echo '/swapfile none swap sw 0 0' | tee -a /etc/fstab | サーバー再起動時に実行されるようにいたします。 |
| # swapon --show | スワップが適用されているか確認いたします。 |

Ruby インストール
3. Rubyをインストールいたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 (rootユーザーでログインした場合は必要ありません。) |
| # dnf module install -y ruby:3.1 | idcfcloud-cliの動作にはRuby 3.1以上が必要なため、 dnf moduleコマンドでRuby 3.1をインストールします。 |
| # dnf install -y ruby-devel gcc make | ruby-devel gcc makeインストールいたします。 |
| # ruby --version | rubyバージョン確認いたします。 |

idcfcloud インストール
4. idcfcloudをインストールいたします。(一般ユーザーで実施してください。)
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 (rootユーザーでログインした場合は必要ありません。) |
| # su - d1juser | 一般ユーザーに変更いたします。 |
| $ gem install idcfcloud --user-install | 一般ユーザーでインストールいたします。 |
| $ which idcfcloud $ idcfcloud version | 場所を確認いたします。 ~/bin/idcfcloudであれば問題ありません。 |

API 取得
5. 管理画面の「API」をクリックする。

「API Key」「Secrer Key」をコピーしてください。

idcfcloud 設定 動作確認
6. idcfcloudにて設定をいたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ idcfcloud init global[default]:api_key[NONE] global[default]:secret_key[NONE] global[default]:region(jp-east/jp-east-2/jp-east-3/jp-west)[NONE] jp-east global[default]:output_log(Y/n)[Y] global[default]:log_path[~/.idcfcloud/log] Do you want to edit the startup script?(y/N) [/home/d1juser/.bash_profile] from this [y/N] | API Key、Secret Keyをコピペしてください。 リージョンを選んでください。 from this [y/N]が繰り返し表示されたらyを入力して エンターキーを押してください。 |
| $ source /home/d1juser/.local/share/gem/ruby/gems/idcfcloud-1.1.8/output/complement.bash | メッセージをコピペしてコマンドを実行してください。 ユーザーによってコマンド内容が違います。 |
| $ idcfcloud compute listVirtualMachines -o table -f name,state,zonename,serviceofferingname | idcfcloudを実行いたします。 現在、動作中のサーバーが表示されると思います。 |

Antigravity CLI インストール
7. Antigravity CLIをインストールいたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.sh | bash | Antigravity CLIをインストールいたします。 |
| $ source ~/.bashrc $ agy --version | インストール後、バージョン情報を実行いたします。 |

8. Antigravity CLIを実行いたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | agyコマンドで実行いたします。 |
9. 「Google OAuth」を選択してエンターを押してください。

10. ブラウザーにURLを貼り付けてください。

11. Googleアカウントでログインして「ログイン」をクリックする。

12. ブラウザーで表示されたコードを貼り付けてください。


13. 「dark」を選んでエンターを押してください。

14. 「Done」を選んでエンターを押してください。
情報提供する場合は、×マークを選んでください。

15. 「Yes」を選んでエンターを押してください。

16. Antigravity CLIが起動いたしました。

Tool Permissionの設定
17. デフォルトはrequest-review(確認あり)になっています。
Claude CodeのAuto modeに相当する設定に変更します。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | agyコマンドで実行いたします。 |
| /settings | /settingsを入力しエンターを押します。 |

18. 「Tool Permission」選び、「always-proceed」選択いたします。
キーボートのエンターを押してから「esc」で戻ります。

19. Antigravity CLIのテストを実施したいと思います。
「idcfcloudを使ってサーバー一覧を表示してください。」を入力してみましょう。

20. 現在のサーバーが表示されていれば問題ありません。
テストは完了いたしました。

まとめ
・一般ユーザーを作成してからAntigravity CLIをインストール。
・Ruby・idcfcloud CLIのインストールとAPI設定が必要。
・Googleアカウントがあれば無料枠で利用できる。
・Tool Permissionをalways-proceedに設定することで確認なしで自動実行できる。
・「idcfcloudを使ってサーバー一覧を表示してください。」でIDCFクラウドの動作確認ができる。
以上で「IDCFクラウド Antigravity CLI Rocky Linux インストール方法(その1)」を完了いたします。

