Microsoft Azure Antigravity CLI Ubuntu インストール方法(その1)
前提条件
はじめに
本記事では、AzureのUbuntu 24.04にAntigravity CLIを
インストールする手順を実機検証を交えて解説します。
Antigravity CLIはGemini CLIの後継ツールで、Claude Codeと同様に
ターミナルから日本語で指示するだけでAzure CLIの操作やVM構築を
自動で行ってくれるAIエージェントツールです。
Antigravity CLIとは
Antigravity CLIはGoogleが2026年5月のGoogle I/O 2026で発表した
「Antigravity 2.0」のターミナル型AIコーディングエージェントです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コマンド名 | agy |
| 開発言語 | Go(シングルバイナリ) |
| モデル | Gemini 3.6 Flash |
| 無料枠 | Antigravity Starter Quota |
| Node.js | 不要 |
料金
| プラン | 月額 | 説明 |
|---|---|---|
| 無料(Starter) | 無料 | 基本機能・単発エージェント実行 |
| Google AI Pro | 約2,900円 | 利用上限引き上げ |
| AI Ultra | 約14,500円 | さらに上限引き上げ |
今回は無料で検証を実施いたします。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| サーバー | Ubuntu 24.04 LTS / Standard_B1s(1vCPU・1GB) |
| リージョン | Japan East(東日本) リージョンはお好きな場所を選択してください。 |
事前にサーバーを作成してください。作成は以下の内容をご参考にしてください。
swap 作成
1. Antigravity CLIインストールした際にエラーがでないようにswapを作成いたします。
対象サーバーにSSHにてログインしてください。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # dd if=/dev/zero of=/swapfile count=2048 bs=1MiB | 2GBのスワップファイルを作成いたします。 |
| # chmod 600 /swapfile | パーミッション変更いたします。 |
| # mkswap /swapfile | スワップ領域の初期化をいたします。 |
| # swapon /swapfile | スワップ領域を有効いたします。 |
| # echo '/swapfile none swap sw 0 0' | tee -a /etc/fstab | サーバー再起動時に実行されるようにいたします。 |
| # swapon --show | スワップが適用されているか確認いたします。 |
Azure CLI インストール 設定 動作確認
2. azureuser(一般ユーザー)で実行します。(sudo権限は必要です。)
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash | curlでAzure CLIをインストールいたします。sudoを呼びだします。 |
| $ az --version | azコマンドでバージョンを確認いたします。 |

3. 認証設定をいたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ az login | URLが表示されますのでブラウザーでアクセスして、 codeを入力してください。 Azure管理画面ログインしているユーザーを選択してください Select a subscription and tenant (Type a number or Enter for no changes): が表示されたら、エンターキーを押してください。 |
ブラウザー認証完了後、サブスクリプション一覧が表示されるのでそのままエンターキーを押します。

4. 動作確認をいたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ az vm list --output table | 現在動作しているサーバーを表示させます。 |

Antigravity CLI インストール
5. Antigravity CLIをインストールいたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.sh | bash | curlコマンドでAntigravity CLIをインストールいたします。 |
| $ echo 'export PATH="/home/azureuser/.local/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc && source ~/.bashrc $ agy --version | .bashrcを読み込んでからAntigravity CLIのバージョン確認をいたします。 |

6. Antigravity CLIを起動いたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | Antigravity CLIを起動いたします。 |
7. 「Google OAuth」を選択してエンターを押してください。

8. ブラウザーにURLを貼り付けてください。

9. Googleアカウントでログインして「ログイン」をクリックする。

10. ブラウザーで表示されたコードを貼り付けてください。


11. 「dark」を選んでエンターを押してください。

12. 「Done」を選んでエンターを押してください。
情報提供する場合は、×マークを選んでください。

13. 「Yes」を選んでエンターを押してください。

14. Antigravity CLIが起動いたしました。

Tool Permissionの設定
15. デフォルトはrequest-review(確認あり)になっています。
Claude CodeのAuto modeに相当する設定に変更します。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | agyコマンドで実行いたします。 |
| /settings | /settingsを入力しエンターを押します。 |

16. 「Tool Permission」選び、「always-proceed」選択いたします。
キーボートのエンターを押してから「esc」で戻ります。

17. Antigravity CLIのテストを実施したいと思います。
「azを使って現在の仮想マシン一覧を表示してください。」を入力してみましょう。

18. 現在のサーバーが表示されていれば問題ありません。
テストは完了いたしました。

まとめ
・スワップを追加してからAntigravity CLIをインストール。
・Googleアカウントがあれば無料枠で利用できる。
・Tool Permissionをalways-proceedに設定することで確認なしで自動実行できる。
・「azを使って現在の仮想マシン一覧を表示してください。」でAzureの動作確認ができる。
以上で「Microsoft Azure Antigravity CLI Ubuntu インストール方法(その1)」を完了いたします。

