さくらのクラウド Antigravity CLI Rocky Linux インストール方法(その1)
前提条件
はじめに
本記事では、さくらのクラウドのRocky Linux 9.8にAntigravity CLIを
インストールする手順を実機検証を交えて解説します。
Antigravity CLIはGemini CLIの後継ツールで、Claude Codeと
同様にターミナルから日本語で指示するだけでusacloudの操作や
サーバー構築を自動で行ってくれるAIエージェントツールです。
Antigravity CLIとは
Antigravity CLIはGoogleが2026年5月のGoogle I/O 2026で発表した
「Antigravity 2.0」のターミナル型AIコーディングエージェントです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コマンド名 | agy |
| 開発言語 | Go(シングルバイナリ) |
| モデル | Gemini 3.6 Flash |
| 無料枠 | Antigravity Starter Quota |
| Node.js | 不要 |
料金
| プラン | 月額 | 説明 |
|---|---|---|
| 無料(Starter) | 無料 | 基本機能・単発エージェント実行 |
| Google AI Pro | 約2,900円 | 利用上限引き上げ |
| AI Ultra | 約14,500円 | さらに上限引き上げ |
今回は無料で検証を実施いたします。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| サーバー | Rocky Linux 9.8(cloudimg)/ 1コア・1GB |
| リージョン | tk1a(東京第1ゾーン) リージョンはお好きな場所を選択してください。 |
事前にサーバーを作成してください。作成は以下の内容をご参考にしてください。
RockyLinux9.8(cloudimag)インストールするとrockyユーザーの一般ユーザーが作成されます。
(一般ユーザーは利用いたします。)
APIキー 作成
1. usacloudを使うためにAPIキーを事前に作成します。
管理画面のトップから「APIキー」をクリックし「APIキーの作成」をクリックする。

2. 入力、選択し「作成」をクリックする。
| 項目 | 説明(入力・選択) |
|---|---|
| APIキーの種類 | 「リソース操作APIキー」を選択してください。 |
| APIキー名 | お好きなアルファベットを入力してください。 |
| 説明 | 特になしでも問題ありません。 |
| アクセスレベル | 「作成・削除」を選択してください。 |

3. 「作成」をクリックする。

4. 「CSVのダウンロード」をクリックしてCSVダウンロードファイルを保存します。

usacloud インストール テスト
5. usacloudをインストールいたします。対象サーバーにログインしてください。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ curl -fsSL https://github.com/sacloud/usacloud/releases/latest/download/install.sh | bash | usacloudをインストールいたします。 |
| $ usacloud --version | usacloudのバージョン確認をいたします。 |
| $ usacloud config Setting SakuraCloud API Token => Enter token:Access Tokenをコピペする。 Setting SakuraCloud API Secret=> Enter secret:Access Token Secretをコピペする。 Setting SakuraCloud API Service Principal ID (optional)=> Enter service principal ID:空欄でエンターキーを押す Setting SakuraCloud API Service Principal Key ID (optional)=> Enter service principal key ID:空欄でエンターキーを押す Setting SakuraCloud API Private Key PEM Path (optional)=> Enter private key PEM path:空欄でエンターキーを押す Setting SakuraCloud API Token Endpoint (optional)=> Enter token endpoint:空欄でエンターキーを押す Setting SakuraCloud Zone=> Enter Zone[tk1a/tk1b/is1a/is1b/is1c/tk1v/all]:tk1a Setting Default Output Type=> Enter Default Output Type[table/json/yaml]:空欄でエンターキーを押す Written your settings to /home/rocky/.usacloud/default/config.json Would you like to switch to profile "default"?(y/n) [n]:y | APIキーの設定をいたします。 APIキー作成時のCSVをメモ帳で開きコピペいたします。 利用しているリージョンを選択してください。 東京第1: tk1a 東京第2: tk1b 石狩第1: is1a 石狩第2: is1b |

6. usacloudのテストを実施いたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ usacloud server list | 現在動作しているサーバーが表示されていれば問題ありません。 |

スワップ作成
7. Antigravity CLIインストールした際にエラーがでないようにswapを作成いたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # dd if=/dev/zero of=/swapfile count=2048 bs=1MiB | 2GBのスワップファイルを作成いたします。 |
| # chmod 600 /swapfile | パーミッション変更いたします。 |
| # mkswap /swapfile | スワップ領域の初期化をいたします。 |
| # swapon /swapfile | スワップ領域を有効いたします。 |
| # echo '/swapfile none swap sw 0 0' | tee -a /etc/fstab | サーバー再起動時に実行されるようにいたします。 |
| # swapon --show | スワップが適用されているか確認いたします。 |
Antigravity CLI インストール
8. Antigravity CLIをインストールいたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.sh | bash | curlコマンドでAntigravity CLIをインストールいたします。 |
| $ source ~/.bashrc $ agy --version | .bashrcを読み込んでからAntigravity CLIのバージョン確認をいたします。 |

9. Antigravity CLIを起動いたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | Antigravity CLIを起動いたします。 |
10. 「Google OAuth」を選択してエンターを押してください。

11. ブラウザーにURLを貼り付けてください。

12. Googleアカウントでログインして「ログイン」をクリックする。

13. ブラウザーで表示されたコードを貼り付けてください。


14. 「dark」を選んでエンターを押してください。

15. 「Done」を選んでエンターを押してください。
情報提供する場合は、×マークを選んでください。

16. 「Yes」を選んでエンターを押してください。

17. Antigravity CLIが起動いたしました。

Tool Permissionの設定
18. デフォルトはrequest-review(確認あり)になっています。
Claude CodeのAuto modeに相当する設定に変更します。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ agy | agyコマンドで実行いたします。 |
| /settings | /settingsを入力しエンターを押します。 |

19. 「Tool Permission」選び、「always-proceed」選択いたします。
キーボートのエンターを押してから「esc」で戻ります。

20. Antigravity CLIのテストを実施したいと思います。
「usacloudを使ってサーバー一覧を表示してください。」を入力してみましょう。

21. 現在のサーバーが表示されていれば問題ありません。
テストは完了いたしました。

まとめ
・スワップを追加してからAntigravity CLIをインストール。
・Googleアカウントがあれば無料枠で利用できる。
・Tool Permissionをalways-proceedに設定することで確認なしで自動実行できる。
・「usacloudを使ってサーバー一覧を表示してください。」でさくらのクラウドの動作確認ができる。
以上で「さくらのクラウド Antigravity CLI Rocky Linux インストール方法(その1)」を完了いたします。

