Microsoft Azure Codex CLI Ubuntu インストール方法(その1)
前提条件
はじめに
本記事では、AzureのUbuntu 24.04にOpenAIが提供する
Codex CLIをインストールする手順を、実機検証を交えて解説します。
Codex CLIは、Antigravity CLIやClaude Codeと同様に、
ターミナルから日本語で指示するだけでAzure CLIの操作や
VM構築を自動で行ってくれるAIエージェントツールです。
Codex CLIとは
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コマンド名 | codex |
| 開発言語 | Node.js |
| モデル | gpt-5.6-luna(軽量・安価) |
| 認証 | ChatGPTアカウント(無料アカウントでも利用可能) |
事前登録
ChatGPTアカウントを作成する必要がございます。
(Codex CLIの認証に使用します。無料アカウントでも利用可能です。)
今回は無料で検証を実施いたします。
動作環境
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 操作元サーバー | Ubuntu 24.04 LTS / Standard_B1s(1vCPU・1GB) |
| リージョン | Japan East(東日本) リージョンはお好きな場所を選択してください。 |
事前にサーバーを作成してください。作成は以下の内容をご参考にしてください。
swap 作成
1. Codex CLIインストールした際にエラーがでないようにswapを作成いたします。
対象サーバーにSSHにてログインしてください。下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # dd if=/dev/zero of=/swapfile count=2048 bs=1MiB | 2GBのスワップファイルを作成いたします。 |
| # chmod 600 /swapfile | パーミッション変更いたします。 |
| # mkswap /swapfile | スワップ領域の初期化をいたします。 |
| # swapon /swapfile | スワップ領域を有効いたします。 |
| # echo '/swapfile none swap sw 0 0' | tee -a /etc/fstab | サーバー再起動時に実行されるようにいたします。 |
| # swapon --show | スワップが適用されているか確認いたします。 |
Azure CLI インストール 設定 動作確認
2. azureuser(一般ユーザー)で実行します。(sudo権限は必要です。)
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash | curlでAzure CLIをインストールいたします。sudoを呼びだします。 |
| $ az --version | azコマンドでバージョンを確認いたします。 |

3. 認証設定をいたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ az login | URLが表示されますのでブラウザーでアクセスして、 codeを入力してください。 Azure管理画面ログインしているユーザーを選択してください Select a subscription and tenant (Type a number or Enter for no changes): が表示されたら、エンターキーを押してください。 |
ブラウザー認証完了後、サブスクリプション一覧が表示されるので
そのままエンターキーを押します。

4. 動作確認をいたします。
下記のコマンドを実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ az vm list --output table | 現在動作しているサーバーを表示させます。 |

Codex CLI インストール
5. 対象サーバーにSSHでログインいたします。
| コマンド(PowerShellで接続例) | 説明 |
|---|---|
| ssh -i azure_test-server_key.pem -L 1455:localhost:1455 -l azureuser パブリックIP | Codex CLIの起動・認証にはローカルホストへの コールバックが必要なため、ポートフォワード付きで 接続する必要があります。 |
6. 事前にCodex CLIの設定をviファイルで作成いたします。
下記のコマンドを実施してください。(一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ mkdir -p ~/.codex $ vi ~/.codex/config.toml sandbox_mode = "danger-full-access" model = "gpt-5.6-luna" model_reasoning_effort = "medium" [projects."/home/azureuser"] trust_level = "trusted" | デフォルトのサンドボックスではAWS CLI認証が ブロックされるため、`danger-full-access` (サンドボックス無効化)に設定 軽量・安価な `gpt-5.6-luna` を採用 推論の強度。今回は `medium` を設定 対象ディレクトリを信頼済みとして扱う設定 |
7. インストールいたします。下記のコマンドを実施してください。
(sudo権限のある一般ユーザーで実施してください。)
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo snap install node --classic --channel=22 | nodejsをインストールいたします。 |
| $ node -v | インストール後、バージョン情報を実行いたします。 |
| $ sudo apt install -y bubblewrap | bubblewrapをインストールいたします。 起動時の警告を避けるためインストールしておきます。 |
| $ sudo npm install -g @openai/codex | Codex CLIをインストールいたします。 |
| $ codex --version | インストール後、バージョン情報を実行いたします。 |
| $ codex | Codex CLIを実行いたします。 |
8. 「Sign in with ChatGPT」を選択してエンターを押してください。

9. ブラウザーにURLを貼り付けてください。

10. ChatGPTアカウントでログインをクリックすると完了いたします。

11. エンターを押してください。

12. Codex CLIが起動いたしました。

13. Codex CLIのテストを実施したいと思います。
「azを使って現在の仮想マシン一覧を表示してください。」を入力してみましょう。

14. 現在のサーバーが表示されていれば問題ありません。
テストは完了いたしました。

まとめ
・Ubuntu 24.04標準リポジトリはNode.js 18系までのため、
Node.js 22は「snap」でインストールする。
・snap版Node.jsの環境では、npmのグローバルインストールに「sudo」が必要になる。
・ChatGPTアカウントがあれば無料枠でも利用できる。
・「sandbox_mode = "danger-full-access"」の設定により、確認なしで自動実行できる。
・「azを使って現在の仮想マシン一覧を表示してください。」でAzureの動作確認ができる。
以上で「Microsoft Azure Codex CLI Ubuntu インストール方法(その1)」を完了いたします。

