さくらのクラウド ストレージ ベンチマーク 調査方法
前提条件
fioを利用してストレージを調査したいと思います。
事前にサーバー作成は下記の内容をご参考にしてください。
ストレージ ベンチマーク 調査方法
「CPU1 メモリ2GB ストレージ:SSDプラン」スペックでRockyLinux9.6にて調査をいたします。
1. 対象サーバーにログインしてfioをインストールいたします。
下記のコマンドで実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # yum install -y fio | fioをインストールいたします。 |
| # fio --version | fioのバージョン確認をいたします。 |
2. ストレージの調査をいたします。
下記のコマンドで実施してください。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| $ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
| # mkdir /mnt/bench # cd /mnt/bench | ベンチマークのディレクトリを作成して移動いたします。 |
| # fio --name=seq_write \ --rw=write \ --bs=1M \ --size=1G \ --numjobs=1 \ --iodepth=1 \ --direct=1 \ --runtime=30 \ --time_based \ --group_reporting | 書き込みのベンチマークを実行いたします。 |
| # fio --name=seq_read \ --rw=read \ --bs=1M \ --size=1G \ --numjobs=1 \ --iodepth=1 \ --direct=1 \ --runtime=30 \ --time_based \ --group_reporting | 読み込みのベンチマークを実行いたします。 |


3. ベンチマークの結果になります。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 書き込み clat (usec): min=2040, max=87390, avg=9968.58, stdev=20307.53 lat (usec): min=2067, max=87420, avg=9999.34, stdev=20305.92 iops : min= 96, max= 106, avg=100.07, stdev= 1.89, samples=59 WRITE: bw=100.0MiB/s (105MB/s), 100.0MiB/s-100.0MiB/s (105MB/s-105MB/s), io=3000MiB (3146MB), run=30008-30008msec | ・レイテンシ:約10 ms ・IOPS:約99 ・帯域:約100 MiB/s(約105 MB/s) ・帯域(MB/s)は 大きいほど良い |
| 読み込み clat (usec): min=2240, max=67619, avg=26207.28, stdev=20152.45 lat (usec): min=2241, max=67619, avg=26207.76, stdev=20152.43 iops : min= 24, max= 60, avg=38.17, stdev= 7.13, samples=6 READ: bw=38.1MiB/s (40.0MB/s), 38.1MiB/s-38.1MiB/s (40.0MB/s-40.0MB/s), io=1146MiB (1202MB), run=30041-30041msec | ・レイテンシ:約26 ms ・IOPS:約38 ・帯域:約38 MiB/s(約40 MB/s) ・帯域(MB/s)は 大きいほど良い |
IOPS:処理できる回数 ※帯域:転送できる データ量 ※レイテンシ:1回のI/O要求が完了するまでにかかる時間
※この結果は順次I/O性能に限定したものであり、
小IOや並列アクセスを前提としたワークロードでは評価が変わる可能性がある。
以上で「さくらのクラウド ストレージ ベンチマーク 調査方法」を完了いたします。

