Microsoft Azure Application Gateway設定方法
事前に「Microsoft Azure サーバー作成方法」をご参考に対象サーバーを作成する必要があります。
1. 「仮想ネットワーク」をクリックする。
※仮想ネットワークにてApplication Gateway用のサブネットを作成いたします。

2. 対象の仮想ネットワーク(名前)をクリックする。

3. 左側「サブネット」をクリックし「+サブネット」をクリックする。

4. 入力し選択をして「追加」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
サブネットの目的 | 「Default」を選択してください。 |
名前 | お好きなアルファベットで入力してください。 |
IPv4 アドレス空間を含める | チェックを入れてください。 |
IPv4 アドレスの範囲 | 対象サーバー利用している範囲なります。 |
開始アドレス | 対象サーバーが「10.0.0.0/24」を利用しているので、 アプリケーションゲートウェイ用に「10.0.1.0/24」を作成いたします。 |
サイズ | 「/24」で選択してください。 |

5 .「Application Gateway」をクリックする。

6. 左側の「アプリケーションゲートウェイ」をクリックし、「Create」を選んで
「Application Gateway」をクリックする。

7. 入力し選択をして「追加」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
リソースグループ | 対象サーバーと同じグループを選んでください。 |
ゲートウェイ名 | お好きなアルファベットで入力してください。 |
リージョン | 今回は「Japan East」を選択いたしております。 |
レベル | 「Standard V2」を選択してください。 |
自動スケール | 「はい」を選択してください。 |
最小インスタンス数 | 「0」を選択してください。 |
最大インスタンス数 | 「10」を選択してください。 |
IP アドレスの種類 | 「IPv4 のみ」を選択してください。 |
HTTP2 | 「有効」を選択してください。 |
仮想ネットワーク | 対象サーバーが利用しているものを選択してください。 |
サブネット | さきほど作成したサブネットを選択してください。 |

8. 「フロンエンドIPの種類」を「両方」を選び、「パブリックIPv4アドレス」は「新規追加」をクリックする。
「名前」はお好きなアルファベットで入力してください。「OK」をクリックする。

9. 「プライベート IPv4 アドレス」はさきほどサブネットで選んだ「お好きなIPアドレス」を入力してください。
「次: バックエンド」をクリックする。

10. 「バックエンド プールの追加」をクリックする。
入力し選択をして「追加」をクリックする。
構成 | 説明(入力・選択) |
---|---|
名前 | お好きなアルファベットで入力してください。 |
ターゲットの種類 | 「仮想マシン」を選択して対象サーバーを選んでくさい。 対象サーバーが複数台ある場合は、「仮想マシン」から選んでください。 |
「次: 構成」をクリックする。

11. 「ルーティング規則の追加」をクリックする。

12. 「バックエンド ターゲット」をクリックする。
入力し選択をしてバックエンド ターゲット「新規追加」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
ルール名 | お好きなアルファベットで入力してください。 |
優先度 | 「100」を入力してください。 |
ターゲットの種類 | 「バックエンド プール」を選択してください。 さきほど作成した「プール」を選択してください。 |

13. 入力し選択をしてバックエンド ターゲット「追加」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
バックエンド設定名 | お好きなアルファベットで入力してください。 |
バックエンド プロトコル | 「HTTP」を選択してください。 |
バックエンド ポート | 「80」を入力してください。 |
Cookie ベースのアフィニティ | 「無効化」を選択してください。 |
接続のドレイン | 「無効化」を選択してください。 |
要求のタイムアウト(秒) | 「20」を入力してください。 |

14. 「リスナー」をクリックする。入力し選択をして「追加」をクリックする。
リスナー名 | お好きなアルファベットで入力してください。 |
フロントエンドIP | 「パブリック IPv4」を選択してください。 |
プロトコル | 「HTTP」を選択してください。 |
ポート | 「80」を入力してください。 |
リスナーの種類 | 「Basic」を選択してください。 |

15. 「次: タグ」をクリックする。

16. 「次: 確認および作成」をクリックする。

17. 確認して「作成」をクリックする。

18. 対象のサーバーにログインして下記のコマンドを入力し実行してください。
Apache2をインストールして立ち上げます。
事前にセキュリティ グループでhttp(80番)https(443番)を開放する必要があります。
「Microsoft Azure ネットワーク セキュリティ グループ作成方法」をご参考にしてください。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootユーザーに昇格いたします。 |
# apt update | アップデートを行います。 |
# apt install -y apache2 | Apache2をインストールいたします。 |
# systemctl restart apache2 | Apache2を再起動いたします。 |
19. 左側「アプリケーション ゲートウェイ」をクリックし、対象のアプリケーション ゲートウェイをクリックする。

20. 左側の「概要」をクリックし「フロントエンド パブリック IP アドレス」をコピペいたします。

21. ブラウザーでIPアドレスでアクセスいたします。

以上でMicrosoft Azure Application Gateway設定方法を完了いたします。