GMOクラウド ALTUS Mailjet メール送信設定方法
前提条件
前提としてサーバーは作成してあることが必須となります。
サーバー作成は下記の内容をご参考にしてください。
Mailjet アカウント登録
まずは、Mailjetでアカウント登録が必要です。
freeプランを選択すると1日に最大200通、月間 6000通のメール送信が可能です。
1. Mailjetのホームページから「Get Started」をクリックする。

2. 入力、選択し「OK」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
First name Last name | お好きなアルファベットで入力してください。 |
受信できるメールアドレスを入力してください。 | |
Password | 管理画面のパスワードになります。 |
3. 「Freeプラン」から「Select Plan」をクリックする。


※登録完了しましたら、メールが届きますので認証をお願いいたします。
Mailjet 設定 DNSゾーン登録設定
1. 管理画面へログインしたら右側のアカウントクリックする。
「Account Settings」をクリックする。

2. 「Add a domain or sender address」をクリックする。

3. 「Add domain」をクリックする。

4. 「domain」「Label」にドメイン名を入力する。「Add」をクリックする。

5. レコードの登録を行います。今回はAWS Route53で実施いたします。
「AWS Route53」でDNS登録が完了したら「Validate my domain」をクリックする。

6. AWS Route53から対象ドメインをクリックし、「レコードを作成」をクリックする。

7. 入力、選択し「レコード作成」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
レコード名 | さきほどの「host」情報をコピペして貼り付けます。 |
レコードタイプ | 「TXT」を選択してください。 |
値 | さきほどの「Value」情報をコピペして貼り付けます。 |

8. 「Authenticate this domain(SPF/DKIM)」をクリックする。

9. 下記の内容を「AWS Route53」で再度登録をいたします。
「AWS Route53」で登録が完了したら「Back to domains」をクリックする。

10. 入力、選択し「レコード作成」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
レコード名 | 空白にしてください。 |
レコードタイプ | 「TXT」を選択してください。 |
値 | さきほどの「Value」情報をコピペして貼り付けます。 |

11. 再度、入力、選択し「レコード作成」をクリックする。
項目 | 説明(入力・選択) |
---|---|
レコード名 | さきほどの「Hostname」情報をコピペして貼り付けます。 |
レコードタイプ | 「TXT」を選択してください。 |
値 | さきほどの「Value」情報をコピペして貼り付けます。 ただ、Route53の仕様で255文字以内でないとエラーが発生場合あります。この場合、""を利用して255文字以内に"入力して挟んでください。 "k=rsa; p=MIIBIjANBgkqhkiG9w0BAQEFAAOCAQ8AMIIBCgKCAQEAlgNQMtEuhaqnz4P6lLXWNhQ8awqMbncP3oF1tAJGP7mAIKzgr4z7Oxh+NR4ZTpcxEvmSGEKb3QvHHdLrzsjcEzleXFBI2N0QqjwsJBMvtPAENDqDzU5GlOZsw0YQj6LoSBmLbrAqcnj79VIbe9G1N+CalYzMes3EoiTqM9ex""968cyh1CCBKB4ddzQMUXMbxfPmkRS1+EcxqLHdnqGTATqJkyEAez2veUYTK2NAQQNfcMH6GOj6f7p9VHtw4mMIk2d9HY91CT+TQEONkc4DWvJOZtJ21rbB8xHAKlxTEoQt1zJZC9Phw3JV17uwR8xsw+YfVCrDlZzEtdFjCUl6oRhwIDAQAB" |

12. 「Domains and senders」から「SPF/DKIMM Authentication」をクリックして、
「OK」が表示されていれば問題ありません。

13. APIキーを作成いたします。
「API Key Manegement」をクリックし、APIキーの右側をクリックし「Reset Secret Key」をクリックする。

14. 「Confirmation Phrase」に「RESET」を入力し「Reset」をクリックする

15. 「API Key」と「Secret Key」をコピペして「Done」をクリックする。

VMインスタンス(サーバー)Postfix設定
1. メール送信する対象サーバーにログインしてください。
下記のコマンドでPostfixなどをインストールいたします。
コマンド | 説明 |
---|---|
$ sudo -i | rootユーザーになります。 |
# yum install -y postfix cyrus-sasl-plain | Postfixをインストールいたします。 |
# vi /etc/postfix/main.cf | viでmain.cfのファイル編集をいたします。 |
myhostname = test-server.d1j.dev mydomain = d1j.dev myorigin = $mydomain smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl_passwd smtp_sasl_security_options = noanonymous smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous smtp_tls_security_level = encrypt header_size_limit = 4096000 relayhost = [in-v3.mailjet.com]:587 # smtp_tls_security_level = may | myhostnameやmydomainにサーバーのホスト名やドメインを入力してください。 smtp_tls_security_level = mayを#でコメントアウトしてください。 その他の設定はコピペして利用してください。 |
# vi /etc/postfix/sasl_passwd | vi でsasl_passwdのファイルを作成いたします。 |
[in-v3.mailjet.com]:587 API Key:secret key | ユーザーIDは「API Key」になります。 0a4f622e80bdc24de990166dc21:83312771a4e2be165820613 さきほどコピペしたパスワードを利用してください。 |
# chmod 600 /etc/postfix/sasl_passwd # postmap /etc/postfix/sasl_passwd | sasl_passwdファイルの権限を変更して、postmapで認証いたします。 |
# systemctl restart postfix | Postfixを再起動いたします。 |
2. 最後にテストメールを送信いたします。
コマンド | 説明 |
---|---|
# yum install -y s-nail | メールコマンドをインストールいたします。 |
# yum install -y glibc-langpack-ja | 日本語のパッケージをインストールいたします。 |
# echo "TEST MAIL" | mail -s "TEST MAIL" -r test@d1j.dev mailjet@d1j.com | テストメールをコマンドで送信いたします。 |
以上で「GMOクラウド ALTUS Mailjet メール送信設定方法」を完了いたします。